北欧にハマった当時買ったイリスハントバーグのブラシ。今では店のシンボル的なアイテム。, 北欧にハマった当時買ったイリスハントバーグのブラシ。今では店のシンボル的なアイテム。, S:やはり道具は使ってこそ。みんなが使いたいと思うものを紹介する店なので、新しく商品を紹介する前に、何度も議論を重ねます。不快に思ったり、使い続けて違和感を感じたりすることのないように、事前の検証がとても大切なんです。  壁にかかった私物のポットマットは、スウェーデンのヴィンテージ。「かわいいけれどファンシーすぎない。遊び心がある色彩が好き」 丸いフォルムが美しいカップは、人気の陶芸家・飯高幸作氏と一緒に作ったオリジナル。, S:買いたいと思ってくださるということは、お客様とのエンゲージメントが築けたという証拠。そこに共感や納得感、安心感を持っていただけないと数分で決済はできません。ユーザーは、潜在的なレベルで使っているもの、着ている服に違和感を感じていることがあるので「そうそう、こんなの欲しかった」と共感してもらえることこそが、この仕事の醍醐味です。そんな企画を発信し続けたいと思っています。  All Rights Reserved. リハウスのポイントとなったのは、窓からの景観。「北欧、暮らしの道具店」店長、佐藤友子さんのご自宅を訪ねました。 「最初から『残業しない』仕組みにしたのも、私にライフイベントがあっても責任ある仕事を続けられるように、という考えあってのこと。兄が先手を打って、それらの仕組みを会社の文化として整えてくれるのは、私も感じていました。」, 佐藤

「毎日、トランクみたいの引いて出かけてね。でも、重さに耐えられなくてタイヤが壊れるから、ホームセンターで買った荷運び用のキャスターで改造したり。それも楽しんでました。」, ただ、これまでの事業は、兄(青木)が妹(佐藤)を誘って始まってきただけに、青木の心中にはどこかで「申し訳なさ」があったといいます。, そこで、残った創業資金を握りしめ、「最後の社員旅行」へ出かけることに。行き先は、佐藤の興味があった北欧でした。, 青木が磨いてきた「せどり」の感覚もありましたが、せっかくなら何かを買い付けて帰ってこようと思い立ちます。, 買うもののセレクトは、「暮らし」が大好きだった佐藤が担当。20代の頃に好きでとにかく雑誌や書籍で大量にインプットをしていたこと、インテリアの仕事に就いていたこと、オークションなどもよく見ていたことから売れ筋を見抜く目が養われていました。, 青木 「妹が選んだものを、僕が支払いして緩衝材で包んでいる間に、妹は次の商品を買っているようなスピードで。『お兄ちゃん、早く!』って急かされてましたね(笑)。」, 佐藤 「雑貨はプライベートブランドの開発グループとデザイングループが協業して企画・開発しますが、私がテーマや企画を投げることも多いです。また、私個人のインスタやメルマガからお客さまの声を拾うことも。お客さまがSNSで買ったものの感想をアップしてくれているものも、隅々までチェックするようにしています」, 佐藤:「以前私のインスタで、メイク道具をカゴにゴチャッと入れてダイニングに置いている写真を投稿したところ、ものすごく反響があったんです。“私もかごに入れてます”、“理想的なデザインのメイクボックスに出会えていなんです”といったコメントが驚くほど沢山届いて。リビングやダイニングの一角でお化粧しているのは私だけじゃないんだ、意外と同じような人が多いんだと気付いて。だったら、カゴよりも見た目が良くて、ちゃんと仕切りもあって、メイクをする場所まで持ち運べる取っ手が付いていて…そんなメイクボックスが作れたらインテリアの一部として抵抗なく置けるのでは、と考えて商品化しました。これは入荷するたびに売り切れてしまう、ヒット商品になりました」, 紀子さまに一目惚れした秋篠宮さま「交際エピソード」【立皇嗣の礼で振り返る紀子さま物語】, 【真木あかりの九星気学】11/2(月)〜11/8(日)週の始めは慎重に! 週末から明るい雰囲気, 【40代コーデ】「無印良品」のベーシックを今っぽく着るには? 着こなしサンプル28, 洗うことが即トリートメントに!癒しも保湿も同時に叶えるボディオイルソープとは?[PR], ニュウマン横浜 navigated by 大草直子  私に似合う「新しい」をみつける楽しみ. 「『北欧、暮らしの道具店』のキャラクターを立てていくためにも、当面は北欧に絞ろうと。そこで次は、北欧の現行品をどこよりも揃っているお店にしよう、と佐藤にお題を出しました。」, 佐藤 「無事、オープンしました。」 「初回の買いつけから『このビジネスはイケるかも』とは思っていて、そこから研究を始めたんです。考えていたことは、主に2つ。ビジネスの成長を阻む要因は何か。それから『北欧』というマーケットの可能性です。, ただ、後者に関しては『絶対にいける』と当時から感じていました。北欧はグローバル企業が多くて日本でもマーケティングを強化しており、そのメッセージ性も『洗練さ』のような感覚で高めていたので、僕らが働きかけなくてもブランド価値が向上していく見込みがあった。クライアントがいるならば、雑誌なども定期的に北欧特集を組むでしょうから。」, 開店した2007年は、日本にとって「北欧」に触れる転換点が起きた直後でした。2006年3月には、今でも根強いファンが多い映画「かもめ食堂」が公開。翌月4月にはイケア船橋が開店と、「北欧」への興味は高まっていたのです。, 青木

イギリスのScottish Traditionより、おしゃれが楽しくなるショールが入荷。上質なウールは肌触りも最高です。, 定番からワントーンまで。Scottish Traditionのマフラーショールを合わせると, 今年はささやかにおうちハロウィン。色紙をちょきちょき、お腹も満たされる秋の夜更かし, 子供の頃を一緒に過ごした「きょうだい」は、オトナになった今、どんな存在でしょうか?, 北欧らしい、絶妙な愛らしさ。インテリアの程よいアクセントにもなる上質なブランケット。, Instagram上で「クラシ手帳プレゼント」を告知した、当店なりすましアカウントが発生しています。, 軽くてあたたか、お手入れ楽ちん。くつろぎタイムやデスクワークにも使い勝手のよいサイズです。, シンプルで飽きのこない見た目と絶妙なサイズ。愛され続けるシルケボーが今年も再入荷です。, こちらの商品につきまして、メールアドレスをご登録いただくと商品入荷の際、その旨をお知らせいたします。メールアドレスを入力して、登録ボタンをクリックしてください。, ※携帯電話のメールアドレスをご利用の場合は、

「たぶん、自分の得意なことなり、自分自身の取り扱い方を、お互いに誤解していたんです。人生が動き始めた感じを、強く覚えました。」, クレジットカードの限度額いっぱいまで北欧のヴィンテージアイテムを買い付けてきた二人は、品物を骨董市などで売ることを考えながら帰国。ところが、不慣れな梱包作業ゆえに、到着したものが半数以上が割れてしまっていました。このままでは元が取れない。しかし、どこかでは売りたい。, そこで出会ったのが、ネットショップという方法でした。その頃、二人が影響を受けたのが、女性下着メーカーのピーチ・ジョン元社長である野口美佳さんの著書『男前経営論』。本では、「顧客リスト」の重要性が説かれていました。, 出店費用が安価なネットショップで、なおかつメールマガジン会員を主軸にした顧客リストを構築する。現在にもつながる「クラシコムの商い」の基礎が生まれた瞬間でした。, ネットショップ運営は全く経験がないなか、自らHTMLを書き、Photoshopを習得しつつ、サイトを手作りする日々が始まりました。ここでも頼ったのは先行事例の指南書たち。「書いてあることを愚直に全部やろう」と青木は決めていました。, 青木 「蚤の市の時だけは、青木さんから『工夫』を止められなかったんですよね。久しぶりに『ワクワク』だけでやり切れたなって。あぁ、今、あのイベントに行ったら楽しいだろうな。お宝満載のビンテージだけを、たくさん見て買える場所……今なら私も並ぶかも(笑)。」, 2009年も堅調に運営を続け、社員も採用。現在も良きパートナーである倉庫との契約も進め、2009年末には出荷業務の外注化を実施します。それと同時に、制作を考えていたバイイングシステムの実装も行われることに。きっかけは、佐藤の妊娠でした。, 青木 「北欧、暮らしの道具店」店長、佐藤友子さんのグリーンリハウス. 「「とにかく実直に」ってね。でも、この頃が一番ケンカしてました。やっぱり、工夫ができない分、つまらなかったんですよね……。」, 実行したセオリーの一つが他店舗展開。大手ECモールに出店し、小規模な実店舗もオープン。ただ、実店舗は仕入れの段階で『店舗がないと卸せない』という得意先があったため、慌てて作ったという裏事情もありました。セオリーに則ってリスティング広告も開始。佐藤はひたすら『売れるためのランディングページ』を作り続けます。, そして、青木が考えていたのはビジネスの再現性を高めること。たとえば、作家さんの商品や季節物といった『期間限定商品』を取り扱うと、一時は大きな売り上げが作れるかもしれませんが、それを支えるオペレーションも必要になります。しかし、オペレーションは固定費に跳ね返ってもくる。, 『まずは平準化ありき』として、プロパー商品だけを調達し、平準的に売ることだけに注力したのです。歯噛みするような日々を経て、2010年には月商1000万円の大台に。仕事も増え、工夫も凝らせず苦しかった時期を乗り越えられたのは、お客さまの存在があったからでした。, 佐藤 「『北欧』が定期的にリテンションされるワードだからこそ、波には乗れると思ったんです。おそらく、インテリアの大きなテーマとして、フレンチ、ブリティッシュ、アジアに続く定番として『スカンジナビア』が今後入ってくるとしても、日本発で多店舗展開しているような企業は存在していませんでした。つまり、ビジネス構造的には継続的な成長が見込めるのに、まだ『勝ち』が決まってない。これは参入するポイントだなと。」, ストックホルムで買い付けた品々は、もう底を尽きかけていました。縁のあった北欧雑貨店主から在庫を買い取るなどの補充をしながら、お店はなんとか継続。佐藤は2007年末に勤めていたインテリア会社を退社し、店長一本でやっていく決意を固めます。, この時代に効いた販売施策が、メルマガによる先行発売。限定価格も提示することで、購入する前からメルマガ登録を期待できました。先行事例である『顧客リスト』の重要性に則ったのです。, 佐藤 数あるオンラインストアとは一線を画す、『北欧、暮らしの道具店』をご存知でしょうか。北欧雑貨のセレクトからスタートし、オリジナルブランドやアパレルの取り扱いにも幅を広げる一方で、オリジナル制作のドラマやラジオを公開するなど、オンラインストアの枠にとどまらず、ECメディアとして常に新しい発信を続けています。独自のセンス溢れる商品ラインナップに、ファンも多数!そんな『北欧、暮らしの道具店』の店長で、創業者でもある佐藤友子さんに、ブレない世界観と心躍るセレクトの流儀、またこの春発売されたオリジナルコスメの開発秘話についてうかがいました。, 佐藤友子さん(以下、佐藤):「2006年に、元々大好きだった北欧へ旅行に行ったのですが、そこで出会った北欧の人たちの”暮らし”を等身大に楽しんでいる様子がとても豊かに見えて衝撃を受けたんです。そこで、雑貨を通して北欧の人たちの暮らしや価値観をシェアしていきたい、という想いからオンラインショップをオープンし、今年で14年目になります。北欧のヴィンテージ雑貨のセレクトからコツコツとスタートし、北欧以外の国や日本のものも含め徐々に取扱い商品を増やしていきました。その後オリジナルブランドや、アパレル商品の展開も始めました」, 佐藤:「創業当時から掲げてきたコンセプトが『フィットする暮らし、つくろう』というものなんですが、これは――他の誰かのものさしでなく、自分のものさしで満足できる暮らしっていいよね――そんな価値観に根ざしたものなんです。誰しも理想の暮らしがあると思うのですが、手に届かなそうなものを追い求めるのは、ちょっと心が苦しいですよね。もちろんこんな暮らしが理想、というものはちゃんとあるけれど、理想を追うばかりじゃなくて、自分というものをより深く知って、”自分にちょうど良い心地よさ”に気づく、という感覚です。『自分にフィットするもので事足りる、それもまた幸せだよね』、私たち自身が北欧で感じた、そんな価値観をお客さまと共有したいという思いが根底にあります」, 佐藤:「お客さまは年齢や職業などでの線引きはなく、近い価値観を持った“私たちみたいな誰か”。だから新商品の企画を考える時も『自分はお客さまのひとりである』という定義のもと進めていきます。売れそうなものを考えるという視点ももちろんビジネスには必要だと思うのですが、それ以上に自分たちが本質的に感じる”必要”に気づいてプロダクトに反映していく、というプロセスを重視しています。でも実はこれが結構苦しいんです。お客さまにどういうものが売れるんだろう、という外向きのリサーチをするのではなく、雑貨でもアパレルでも、まず自分に向き合って、コンプレックスや、やましい気もちも言語化していきます。そこでさらにその思いを仲間のなかでオープンにさらしていきます。恥ずかしい気持ちになるシーンもあるし、もちろんそれをする勇敢さも求められる。仲間でないとできない作業ですね。会議中、こんなにみんなが自分の話をしているのは、他の会社にはない特徴かもしれません(笑)」 クラシコムの代表取締役である青木耕平さん(右)と取締役であり『北欧、暮らしの道具店』の店長も務める佐藤友子さん(左)。 ―佐藤さんは1度目のご旅行の際から北欧に好印象をお持ちだったそうですが、北欧のどんなところに惹かれたのでしょうか? 「ご報告。」, ・青木が佐藤の妊娠・出産に備えて行なっていたことまとめ。現在のクラシコムの働き方の礎となっている取り組みです。 「マリメッコ、イッタラ、ダンスク……あらゆる北欧のものに関しては、ここが一等地!というお店にしてほしいって言われましたね。」, それほどに網羅性を重要視したのは、ポール・ホーケンの『ビジネスを育てる』を読んだ影響も大きかったといいます。このスモールビジネスを成功させる秘訣を記したアメリカ発のベストセラーは、青木が「僕のビジネスに関する考えの基本はすべてここに詰まっている」と語るほど。, “ペットショップでも、花屋でも、窓拭きでも、自転車屋でも、どんなビジネスでもいいが、やるなら徹底的にやろう。ベストの品を揃えよう。地域で一番と言われるようになろう。競合社があなたのビジネスを基準として評価されるような権威になろう。──『ビジネスを育てる』p,100より”, 青木

「今でもそうなのですが、何かを始めるときは初心者向けの指南書も複数買って、一通りのことを学ぶんです。たとえば、ネットショップ運営の『10個のコツ』があるとして、競合しそうなお店でその10個ちゃんと実践しているところが、見る限りはほとんどなかった。, どうせわからないことなのだから、僕らはその10個をしっかり守るだけでも、勝ち筋になるんじゃないかと思いました。」, ネットショップといえど、訪れて楽しい場所にしたい。その思いから、二人はブログ記事などの読みものコンテンツも用意しながら、開店準備を着々と進めます。, メールアドレスを事前登録した人を含め、オープンと共に売れていく品物たち。佐藤は当時の自分を、こんなふうにブログに残していました。, “売れていく度、パソコンの画面に向かって「ほんと、ありがとうございます!」と、おじぎをする。”, “このオープンした日の気持ちを忘れないように、そして周りでこうして応援してくれている家族や友達、そしてこれから知り合っていくお客様への感謝の気持ちを忘れないように、カッチリと心に刻んでおきました。”, 無事に開店した「北欧、暮らしの道具店」。この動き出しに、もともと起業を志していた青木は、ひとつの光を見ていました。ストックホルムへの買い付けのときから抱いていたという期待が、確信へと変わりつつありました。, 青木



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